話垂れ小僧 blog

思いついたのとか書きたいことを垂れ流します

ほぼノープラン一人旅(3日目)

『ほぼノープラン一人旅』3日目11/22(月)の行動記録。今日が最終日。

①出立と移動

昨晩は雑音などに悩まされなかったため、今回はパッチリお目覚め。おはよう日本

本日最初の目的地への電車や所要時間などを再確認の後、ネカフェを出立しました。
今日は、ちょっと早めの昼飯かつカロリー多めに摂取する予定なので朝食はカット。


今回の目的地は何本か電車を乗り換える必要があり、最後の乗り換えが「1時間に1本(来ない時間帯もある)」というド田舎電車なので、気持ち早めの行動を心掛けました。偉い。

電車遅延を食らってスムーズな乗り継ぎができないアクシデントもありましたが、早めの行動のおかげで予定通りの時間に甲斐大泉駅」に到着しました。
この辺りは標高が高く、空気が澄んでいるので軽くジョギングしながら目的地に移動。
老後は、こういう静かな場所で暮らすのも良いな……と思いました(日記)

 

②山梨グルメ3回戦「vsほろほろ鳥の親子丼&八ヶ岳名水赤鶏から揚げ」

開店数十分前に到着。
人気店ということもあり、平日であるにも関わらず既に10人近く並んでいました。
平日と言っても日曜と祝日の間だから、自分と同じように休みを取った人が多かったんでしょうか。

少しの待ち時間を経て入店。
「ほろほろ鳥の親子丼」と「八ヶ岳名水赤鶏から揚げ」を注文しました。
※ほろほろ鳥:ヨーロッパでは鶏に比べ、肉質のよさ、食感等の評価が高く「食鳥の女王」と呼ばれているそうです。

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まずは赤鶏のから揚げから。
……美味。
「柔らかくてジューシー」、から揚げでよく目にする宣伝文句ですが、コイツはそのフレーズを体現した美味しさ。
一つ、二つとヒョイヒョイパクパクしていたら、いつの間にか皿の上から無くなってました。
もっと予算があれば2皿目行ってたかもしれん。

 

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そして、メインとなる親子丼をいただきます!
……美味。
いや、ボキャ貧とかじゃなくてね。感想いっぱいあるけど、第一声がこれなのよ。美味。
この手の鳥類にありがちな臭いやクセが無くて食べやすい。美味。
卵もなめらかな味わいで喉への通りが良く、飲み干すように食えてしまうので、「親子丼は飲み物」説を提唱します。

結構良いお値段したので朝からそれなりの出費となってしまいましたが、旅先での食事代をケチらないのが私のポリシー。
今度いつ来れるか分からないから、相応に良い物を食べたいじゃないですか。ねぇ?

 

③移動~勝沼ぶどう郷駅

天気が良ければ清里方面にも行ってみたかったのですが、予報通りの雨が降りそうな空模様だったため断念。
清里では星が綺麗に見えるそうなので、今度また山梨に来る機会があれば夜に行って星空を眺めてみるのも良いな……と思いました。

甲斐大泉駅に戻る頃にちょうど雨が降ってきたので、観光予定を若干変更。
次の予定を丸々カットして、その分「勝沼ぶどう郷」での滞在時間を多めに取る方向へシフトしました。

 

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甲府を経由して勝沼ぶどう郷駅に到着。
雨脚が強くなってきたため、目的地への移動はタクシーを使うことにしました。
タクシーでの移動中、窓からは見渡す限りのブドウ畑が見えました。歩きながら見たかったなぁ……コレ。

 

④山梨グルメ4回戦「vs勝沼ワイン&ハンバーグ」

今回、山梨を行き先に選んだ目的の一つ。そう、ワインですね。
自分用などにワインを買っていきたかったので、「最終日のラストはワインが買える場所の観光で〆る」と決めていました。
予定を若干早めたおかげで、ワインの試飲に使う時間を多く確保できたのは嬉しい誤算。
やはり、自分でじっくり吟味して惚れ込んだ珠玉の逸品をお持ち帰りしたいじゃないですか。

 

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ここで「タートヴァン」という試飲用の容器を購入すれば、終了時間までワインを試飲することができます。

地下では数えきれない種類のワインが出迎えてくれました。
赤、白、ロゼの各種勝沼ワインが選り取り見取り。自分はワイン初心者なのですが、
その中で何種類か「これは美味い!」「これは飲みやすい!」と思ったワインに出会うことができました。
内、特に気に入った4種類を自分用の土産として購入したので、本記事の最後の方でご紹介しようと思います。


ほぼ全種類のワインを試飲したためか、さすがに足元がふら付いてきたので試飲終了。
夜風に当たれる場所で一休みした後、夕食へ。
「ほぼノープラン一人旅」と銘打った今回の行き当たりばったり旅行、ラストはハンバーグとロゼワインで〆ました。

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このハンバーグ、山梨県産ワインビーフ&ブランドポークで作っただけあって美味い。
美味いんですが……この3日間、ボリュームと質を両立した物ばかり食していたので、少し物足りなさを感じてしまいました。

うーむ、贅沢。

 

⑤帰宅

雨も止んでいたので、酔い覚ましがてら歩いて駅へ移動。
2日目夜のネカフェへの移動時にも思ったのですが、山梨って街灯少なくて夜道を歩くの怖いですね。
まあ、その分都会よりは治安が良いのでしょうが……

駅に到着するとタイミング良く帰りの電車に乗ることができました。
その後は特にアクシデントもなく帰宅完了。
荷物を下ろした時、土産を多く積んだカバンはズシリと重かったのに対して、財布は小銭の音すらしないくらいスッカスカでした。悲しい。

何はともあれ、無事に3日間の旅を終えることができて良かったです。
行きたかったけど行けなかった場所、特に河口湖など南部の方には全く行けなかったので、また機会があれば今度はそっちにも行ってみようと思います。

結論:たった3日じゃ山梨の観光地を網羅できねぇ

 

これにて3日間の旅の記録も終了。ここまで読んでいただきありがとうございました。


⑥おまけ(初心者が選んだ勝沼ワイン4選)

ワインのことなんざ良くわからねぇ……だが、俺の舌はコイツらを美味い、と認識した!
そんなノリでお持ち帰りしたワイン4種類を雑にご紹介します。
お値段も各種1500円前後~2000円くらいとお求めやすい価格になってますので、気になった方がいれば是非是非飲んでみてください。

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左から
「ヴァン・ロゼ」(イケダワイナリー様製造)
デラウェア 2020」(大泉葡萄酒様製造)
「くらむボンボン ピオーネ」(くらむぼんワイン様製造)
甲州(2021年収穫)」(シャトー勝沼様製造)
となります。
ちなみに3日目の夕食で飲んだロゼワインは、「ヴァン・ロゼ」でした。

 

いずれも口当たりが良くて飲みやすく、特にくらむボンボンとデラウェア「これジュースだ!」と思ってしまうほどグイグイ飲めます。
ただし、いくら飲みやすいとはいえ「酒」なので、アルコールにあまり強くない人が調子こいて飲みすぎると翌日大変なことになります(実体験)

ほぼノープラン一人旅(昇仙峡探索編)

「ほぼノープラン一人旅」の2日目に行った「昇仙峡」での日記っぽい何かです。

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2日目全体の記事は

ほぼノープラン一人旅(2日目)

を見てください。

※以下、道中日記

昼前くらいに昇仙峡の入り口に到着。
遊歩道の前の市営駐車場近くの案内所にて、

音声ガイド付きの電動の車イス(?)を1時間1000円でレンタルしてて興味を惹かれましたが、自由に散策したかったのでスルー、自らの足で遊歩道へと歩き出しました。

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川沿いに造られた遊歩道だけあり曲がり道が多いですが、
各所から見下ろせる風景が素晴らしいので疲労疲労と感じることなくサクサク進めました。

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6月下旬にはホタルが見られるそうです。
夏に昇仙峡を訪れてみるのも良さそうだな、と思いました。

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遊歩道から少し外れたところに『愛のかけ橋』なる吊り橋がありました。
看板によると「男女二人で渡ると愛が結ばれる」とのことですが、
男一人旅の自分には関係ない話ですね。……悲しい。
なお、自分の後に二人組のオッサンが橋を渡ってましたが、そういうカンケイではないと思います。

遊歩道に戻って散策再開。
入り口の方ではほとんど見られなかった紅葉、谷の奥へ奥へと進むごとに見られるようになりました。

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見ごろが10月末からの約一ヶ月間らしいので、ちょうど良い時に来られたみたいですね。

 

そして、昇仙峡のシンボルこと「覚円峰」に到着!

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風化や浸食によってできたとされるこの外観、
雄々しくも美しいその姿はまさに自然が生み出した芸術。
しぜんの ちからって すげー!

 

石門を潜り抜け、しばらく歩くと「仙娥滝」に到着しました。

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落差30メートルからなるこの滝は、日本の滝百選に選定されているそうです。

多くの観光客がここで足を止めて滝を見入ってました。

自分も滝の近くで何度も深呼吸し、マイナスイオンをバッチリ摂取!

日々の疲れとストレスで穢れきった心身が浄化されていくのを感じました。

 

滝の上の方には駐車場や食事処、土産物屋が立ち並ぶエリア。

言い方はアレですが、ずっと幻想的な空間が続いていたのに、ここへ到着と同時に俗世に引き戻されたような感覚でした。

バスでいきなりこの滝の上エリアまで来ることも可能ですが、昇仙峡を入り口から堪能したかった自分にとって、その選択肢はありえません。

 

ロープウェイに乗り、山頂にある展望台にも行ってみたかったのですが、雨が降りそうな空模様だったことと、昨今の情勢を鑑みて狭い空間に多くの人々と一緒にいることを避けたかったので泣く泣くロープウェイは諦めました。

山頂はパワースポットとのことですので、いずれまた訪れることがあれば是非行ってみたいと思います。

 

パワースポットといえば、ここら辺のどこかに祈り触れるとイボなどを治してくれる霊験あらたかな巨大鉱石があったはずなのですが見当たらず。

後で調べてみたら、昔どこぞの宗教団体が買い取ってしまったそうです。

当時、指にあったタコを綺麗さっぱり治してくれた礼をしたかったのですが、叶わぬ物となってしまいました。非常に残念。

代わりに大きな水晶玉があったので、そっちへ拝んでおきました。

 

土産物屋などをいくつか見て回った後、帰りのバスへと乗り込み甲府駅へ。

ロープウェイなど諸事情でいくつか諦めてしまった物もあるので「昇仙峡を100%堪能」こそできなかったものの、昔見た景色にもう一度触れることができて非常に有意義な時間を過ごすことができました。本当に来て良かった。

 

ストレスなどでボロボロだった心身を癒してくれた「澄んだ空気と美しい自然」に感謝しつつこの記事も終わろうと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました。

ほぼノープラン一人旅(2日目)

今回は2日目11/21(日)の行動記録。

①出立~昇仙峡


ネカフェを出て軽めの朝食をとった後、近くの駅へ。
本来は昨日行く予定だった「昇仙峡」の観光が本日のメインイベントとなります。

この昇仙峡こそが、『ほぼノープラン』と銘打ってる最大の要因でして、
旅行先を山梨にした際に「ここだけは絶対に行く」と決め、割と真面目にここでの行動予定を練ったからだったりします。

山梨旅行の一番の理由は「東京から割と近くて飯も美味そうだったから」なんですが、
そういえば、ここって昇仙峡があったよな……と思い出したことも決め手の一つでした。

実は昔、家族旅行の際に昇仙峡を観光したことがありまして、
「ガキの頃に見た景色をもう一度見たい」とノスタルジックな感情が沸き起こったわけですね。
「今もガキだろ」って思った人、反論できないので止めてください!

閑話休題
駅から出ているバスへ乗り込み移動すること約1時間、懐旧の地「昇仙峡」に到着しました。

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そういえば、こんな看板あった……よね?と若干おぼろげな記憶を甦らせつつ遊歩道へ。

ここからは昇仙峡の道中日記をお送りします、と言いたいところですが、
掲載写真含めかなりのボリュームになってしまったので、

ほぼノープラン一人旅(昇仙峡探索編)

こちらの別記事にて詳細を書いてます。是非ご覧ください。

②山梨グルメ2回戦「vs鶏肉ほうとう&甲斐サーモン」


バスで甲府駅に戻り、その後は電車に乗り換え今宵の宴へ。
今日は、ほうとう&サーモンをいただきます。

夜の営業開始直後に来店できたため、ほとんど待たずに中へ。
「鶏肉ほうとう」と「甲斐サーモンの桶盛」を注文しました。

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大きな具材がゴロゴロ入った鶏肉ほうとうの食べ応えはバツグン!
昨日のほうとうと甲乙つけがたい美味しさでした。

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嗚呼、良い色だ……
オレンジに輝く甲斐サーモンの刺身も絶品。しばらく普通のサーモンが食えなくなりそう……
※甲斐サーモン:山梨産の赤ブドウを飼料にし、地元の良質な天然水で養殖したサーモン、とのこと。

③最後に(2日目)


昨晩の反省を生かし、今夜は鍵付き完全個室のネカフェに決定……したのは良いが、土地鑑が無い場所のため道が分からず。
そこで、方向音痴な私の強い味方ことGoogleマップを起動!頼むぜ相棒。

「ネカフェって駅前にあるのがデフォじゃないんだな……」と独り言ちながら暗い道を歩きました。
途中、墓の横道を歩かされて「マジかよ!?」となったりしましたが無事にネカフェへ到着。
あらかじめ空室があることは把握していたので、狙い通り鍵付き個室に入れました。

就寝前に明日の行動予定を軽く再確認。

「まあ、平日だしあまり混んでないでしょ」とこの時は思ってました。
ロープウェイに乗れなかったことなど、心残りもありましたが総合的には大満足な一日。唯一行動プランを真面目に考えただけのことはありましたね。

3日目となる次の日は一人旅最終日。まだ見ぬ強敵……もといグルメや観光地に期待を膨らませて、おやすみなさい。

ほぼノープラン一人旅(1日目)

「ほぼノープラン」と銘打ってある通り、ろくすっぽ計画練らずに「11/20(土)から11/22(月)の3日間」で山梨を旅行したことの記録っぽい何かです。

今回は初日11/20(土)の内容を雑に書きなぐっていきます。

①旅行決定~甲府駅到着

元々ストレス解消のための纏まった休みが欲しくて、11/22(月)に休みを取得してました。
紆余曲折を経て、休み突入の数日前に「そうだ、山梨に行こう」となり、準備もままならぬまま旅行へ。

来る11/20(土)、「ほぼノープラン」と銘打った一人旅の初日です。
所用を終えて電車へ飛び乗り、いざ山梨へ。
甲府駅に到着した時、既に昼過ぎとなっていたため急遽1日目の予定を変更することに……ノープランここに極まれりですね。

甲府駅周辺を散策~武田氏館跡を見学

滞在予定の3日間の内、初日が一番天気良いので別の場所へ行きたかったのですが、日没までに回り切れないと判断したので甲府駅周辺を散策。

まずは駅の近くにある甲府城址」へ移動。櫓だった場所で街を一望するなどして撤収。
天守台跡地にて、悪い殿様vs若者&姫君ごっこをしてるファミリーがいて、ほほえましかったです。

甲府駅に戻り、徒歩約30分の道のりを経て武田氏ゆかりの地「武田氏館跡」へ。
武田信玄が生まれた「大永元年11月3日(1521年12月1日)」から、今年でちょうど500年が経ったとのこと。
生誕500年を記念して、至る所に記念の幟やポスターなどがありました。

 

信玄公とツーショット写真を撮りたくて、銅像の類は無いかと探し回りましたがそれらしい物は見当たらず。残念。
躑躅ヶ崎館跡や神社など、武田氏館跡で見学できる場所をくまなく探索し、最後におみくじを引いて撤収。
ちなみに、おみくじは末吉でした。微妙。

③山梨グルメ1回戦「vs豚肉ほうとう

再び甲府駅に戻って少し早い夕食へ。
「富士桜ポーク」の鍋料理を食べに行こうと思ったのですが、「本日、予約客のみ入店可」との掛札があったので断念。
※富士桜ポーク:山梨県が誇るブランド豚肉、らしいです。

 

代わりに食べログなどグルメ紹介サイトなどで有名な店へ「ほうとう」を食べに行くことにしました。
17:30と早い時間の到着にも関わらず、10組近く並んでいる状態でした。さすが人気店……

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豚肉ほうとう with ちまき

並んで待つこと約30分、注文してから約15分後くらいにようやく「豚肉ほうとう」とご対面。
桃のクラフトチューハイも頼んで、一人旅初日を無事に終えたことに乾杯。
セットメニューに付いてきた「豚角煮入りちまき」もおいしゅうございました。

④最後に(1日目)

ほぼノープラン一人旅、初っ端から予定が狂ったものの、そもそも予定は無いに等しいため思いつきとノリでリカバリー。
鍵付きの完全個室のネカフェで一晩過ごすつもりが、全部屋埋まっていたので仕方なく別のネカフェへ。


各部屋にドアと仕切りはあるものの、完全個室ではなく他の部屋からの雑音が酷く、特に部屋3つほどブチ抜いてなおも聴こえるネトゲオタク(?)のハイパーボイスや、別の部屋からの大きなイビキで控えめに言って地獄の一夜でした。
ヘッドホン付けて「睡眠導入BGM」をかけたまま寝たの人生で初めてかもしれない。

次は2日目、本当はこの日に行くはずだった昇仙峡での旅の記録をお届けします。